【事例6 不正行為を行った従業員に対する損害賠償請求】

労働問題の解決事例・実績

【事例6 不正行為を行った従業員に対する損害賠償請求】

【お悩み事項】
 当社従業員が、当社の業務指示を無視して営業活動を行ったため、後日、顧客よりクレームが入り、多大な損失が発生した。その従業員に対して責任追及をしたいが、どうすればよいか悩んでいる。
 
【こうやって解決しました!】
 まず、理論上の問題として、会社が会社従業員に対して損害賠償(求償)請求場合、会社従業員の責任の度合いによって一定の制限があること(=満額の請求が法的に困難であること)を説明し、理解して頂くことからスタートしました。

その上で、業務指示の内容と周知度、その従業員のこれまでの業務指示内容の遵守度、他の従業員の業務指示内容の遵守度、過去の業務指示違反の事例とその時の対応などといった、従業員の責任の度合いを検討するために必要となる事実をお伺いしました。
また、会社が被った損失が法律上の損害を言えるのかについても検討を行いました。

上記のようなことを踏まえ、会社として請求しても問題がなさそうな合理的範囲を決め、従業員に対して面談協議を行ったところ、責任があることを認めましたので、無理のない支払方法を検討し、合意書の締結を取り交わしました。