損害賠償・クレーム対応

2024年03月14日

競業禁止・競業避止義務に基づく損害賠償請求の注意点

ご相談内容 当社関係者が、当社と競業する事業を開始し、当社の顧客に積極的な営業活動を行うことで顧客を奪取し、当社に損害が生じる事態となっています。 競業行為を行っている者に対して損害賠償請求を行いたいのですが、可能なのでしょうか。     回答 競業行為者に対して損害賠償請求を行う場合、まずは競業行... 続きはこちら≫

2023年10月30日

検収完了後にシステム不具合が発覚した場合のベンダの責任、ユーザの対処法について  

【ご相談内容】 外部業者にシステム開発を依頼し、納品が行われ、テスト運用したところ、特に問題が無かったので検収合格通知書を当該業者に発行しました。 ところが、検収合格通知書発行後、システムが時々フリーズし入力ができなくなったり、画面遷移が異常に遅延したりする等の不具合が発生するようになりました。 これらの不具合の原因調... 続きはこちら≫

2023年08月14日

個人情報が漏洩した場合に、事業者が負担する損害賠償その他責任について解説

【ご相談内容】 当社は、顧客情報をSaaS形式で提供されているシステムに記録し、管理しています。 今般、当該システムを提供している会社より、「システムへの不正アクセスを検知した。システム内に記録されている情報が漏洩した疑いがある」との連絡がありました。 個人情報の漏洩事故はこれまで経験したことがなく、今後どのような責任... 続きはこちら≫

2023年06月26日

システム開発取引で裁判沙汰、損害賠償請求を受けてしまう原因とは?

【ご相談内容】 最近、ニュース等でもシステム開発の失敗に起因する訴訟の話をよく耳にするようになりました。システム開発業を営む当社としても、他人事ではなく、何らかの対策を講じていきたいと考えています。 そこで、どのような原因で裁判沙汰になってしまうのか、裁判となった場合、システム開発特有の注意すべき点があるのか等について... 続きはこちら≫

2023年04月24日

景品表示法違反となる「おとり広告」とは?そのポイントを解説

【ご相談内容】 当社はネット通販を主力事業としていますが、今後は実店舗販売も手掛ける方針であるところ、今般、駅前の人通りの多い立地に旗艦店を立ち上げることになりました。 そこで、多くの顧客に来店してもらい、ついで買いを促すべく、ネット通販では入手できないプレミアム品の販売を計画しています。ただ、このプレミアム品を購入で... 続きはこちら≫

2023年03月13日

利用規約の違反者に対して損害賠償請求をする場合の注意点とは

【ご相談内容】 当社がWEB上で展開しているサービスに対し、言いがかりとしか思えないクレームを頻繁に行ってくるユーザがいます。 当社は、このユーザ対応に相当な作業工数を取られているところ、あまりに執拗かつ理不尽な要求が多いことから、当社利用規約に定める禁止事項(営業妨害)であると判断し、違約金の請求を行おうと考えていま... 続きはこちら≫

2023年03月06日

契約書を締結未了の相手とトラブルになった場合、損害賠償等の請求は可能か

【ご相談内容】 当社はシステム開発会社です。 ユーザよりシステム開発に関する問い合わせを受け、商談を進めていたところ、ユーザの希望納期がかなり切迫するものであったため、契約書の取り交わしを行うことなく、先行して作業を開始しました。 ところが、後日ユーザが、「システム開発の必要性が無くなった」と通知し、一方的に商談を中止... 続きはこちら≫

2022年12月05日

業務委託契約書における損害賠償条項に関する注意点とは

【ご相談内容】 当社では業務委託契約書のひな形があり、取引先にはそのひな形を提示し契約交渉を行っています。今般ある取引先より、損害賠償条項につき全面的な修正を要求されました。 このようなことは初めてであり少々戸惑っているのですが、どのような点にポイントを置いて損害賠償条項の内容を修正していけばよいのか、教えてください。... 続きはこちら≫

2022年11月14日

特定商取引法に違反した場合の制裁・罰則とは?

【ご相談内容】 特定商取引法に違反したことを理由に刑事罰を受けたとニュースで実名報道され、あるいは業務停止命令が出されたことがSNS等で拡散され深刻な風評被害が発生するという事象を見かけます。 当社も特定商取引法の適用を受ける事業を行っているのですが、どういった場合に制裁や罰則を受けるのでしょうか。   【回... 続きはこちら≫

2022年10月31日

契約書に定める「損害賠償条項」の考え方・チェックポイントを解説

【ご相談内容】 契約書のチェック業務を行っている際、損害賠償に関する条項が定められていなかったことから、条項を加筆修正しました。そうしたところ、取引先との交渉窓口になっている担当者より、「損害賠償は法律上定められている制度なのだから、あえて契約書に定める必要が無いのでは?」という指摘を受けました。 言われてみればその通... 続きはこちら≫