コラム
ソフトウェア・エスクロウとは何か? 活用場面とポイントを解説
【ご相談内容】 某ベンチャー企業が制作したソフトウェアが秀逸であり、是非当社の業務に取り入れたいと考えています。 ただ、某ベンチャー企業の経営状態は芳しくなく、ある日突然倒産することも十分に想定されるため、取引を実行することに躊躇しています。 ソフトウェアを買取る(著作権譲渡を受ける)以外に、当社において取り得る対策は... 続きはこちら≫
システム開発契約における多段階契約・一括契約の選択ポイント等を解説
【ご相談内容】 当社はシステム開発を主たる事業としています。 今般、事業用マッチングサイトを通じて、システム開発案件を受注できそうなのですが、ユーザ側もシステム開発を依頼することが初めてとのことで、どのような準備や段取りをとればよいのか分からないとの相談を受けました。 ユーザ側の要望をまとめるだけでも相当な作業量が見込... 続きはこちら≫
プログラムは著作権法でどこまで保護されるのか。注意点とポイントを解説
プログラムやシステム開発の現場では、「著作権」の問題が隣り合わせです。 たとえば… ・自社が苦労して開発したプログラムを、他社に模倣されたかもしれない ・下請先から納品されたコードが、他社の著作物に酷似していると指摘された ・オープンソースを使って構築したが、利用条件に違反していないか不安 ・顧客(ユーザ... 続きはこちら≫
【2023年6月施行】改正電気通信事業法(いわゆるCookie規制)について、ポイントと対処法を解説
【ご相談内容】 当社は、オンライン上で操作するビジネスソフトを開発・ライセンス販売しています。 従前調査した限り、当社は電気通信事業法の適用はあるものの、登録又は届出が不要とのことだったので、電気通信事業法に対する特段の対応は行っていません。 2023年6月16日より改正電気通信事業法が施行され、外部送信規律(いわゆる... 続きはこちら≫
システム開発取引で裁判沙汰、損害賠償請求を受けてしまう原因とは?
【ご相談内容】 最近、ニュース等でもシステム開発の失敗に起因する訴訟の話をよく耳にするようになりました。システム開発業を営む当社としても、他人事ではなく、何らかの対策を講じていきたいと考えています。 そこで、どのような原因で裁判沙汰になってしまうのか、裁判となった場合、システム開発特有の注意すべき点があるのか等について... 続きはこちら≫
2023年改正特定商取引法のポイント(契約書面等の電磁的提供)について解説
【ご相談内容】 当社は、オンライン上で個別指導塾を展開しています。 契約手続きはもちろん、サービス提供も全てオンライン上で行うため、契約書面等の発行など非オンライン作業が煩わしかったのですが、2023年6月1日より、契約書面等を電磁的方法により交付することが可能になったと聞き及びました。 契約書面等の電子化(電磁的方法... 続きはこちら≫
準委任契約(業務委託契約)とは何か? 契約書作成時の注意点と共に解説
IT事業者が最も利用する契約形態は「業務委託契約」ではないでしょうか。 ただ、実はこの「業務委託契約」は法的には非常に厄介な契約です。 例えば、その契約の法的性質は「請負」or「準委任」なのか…この違いが、印紙税の課税、成果物の瑕疵対応、契約終了時の報酬精算といった、実務上重大なリスクに直結します。 特に、 ・システム... 続きはこちら≫
景品表示法に定める有利誤認表示とは何か? 具体例や考え方について解説
【ご相談内容】 商品の販売に際し、過去の販売価格と比較して現在の方が安価である旨の広告を行っていたのですが、この広告表示につき、二重価格表示になるので違法ではないかという問い合わせを受けました。 そこで、インターネットで調べたところ、有利誤認表示が問題となることが分かったのですが、二重価格表示が当然に有利誤認表示に該当... 続きはこちら≫
利用規約が効力を持たない場合とは? 定型約款規制(不当条項規制)について解説
【ご相談内容】 当社は、新たに展開するサービスに用いる利用規約を作成しています。 2020年4月1日施行の改正民法に設けられた「定型約款」を意識しながら作成しているのですが、利用規約に定めても効力を持たないとされる不当条項とは、どういったものを指すのでしょうか。 そもそも利用規約、約款、契約書の相違も分からないので、根... 続きはこちら≫
景品表示法に定める優良誤認表示とは何か? 具体例や考え方について解説
【ご相談内容】 同業他社が、景品表示法に定める優良誤認表示違反の疑義があるとして、消費者庁の調査を受けているという情報に接しました。当社としても他人事と思えませんので、これを機に景品表示法に関する見識を深めていきたいと考えています。 そこで、優良誤認表示とは何か、その具体例や判断基準、違反しないための予防策などについて... 続きはこちら≫