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IT企業の弁護士選びが難しい理由~業態ごとに異なる法務課題と失敗しない選び方
IT企業の弁護士選びが難しい理由
IT企業が弁護士を選ぶ場面では、「企業法務に対応しているか」「ITに強いとされているか」といった抽象的な基準だけでは、十分に判断できないことがあります。これは、IT企業法務が一様ではなく、事業の内容や運営の実情によって、問題となりやすい法的論点や求められる支援内容が大きく異なるためです。
本記事では、まず1.でIT企業が他の事業者と比較して、なぜ弁護士の選任が難しくなるのかを解説し、2.以降でIT企業の事業内容によってさらに弁護士を選任するに際しての検討ポイントが異なることにつき整理を行います。
(1) IT企業法務の多様性
IT企業といっても、その事…
2026.04.15
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AIが作った契約書はどこまで使える?上手な付き合い方を弁護士が解説
AIで作った契約書を「使っていいのか」という不安
最近は、ChatGPTのような対話型AIや、契約書作成に特化したサービスに条件を入力するだけで、それらしい契約書案が数分で出力されるようになりました。紙のひな型を一から打ち込む必要もなく、条文の形式も整っていることが多いため、「これで十分ではないか」という声もよく聞かれます。しかし一方で、「本当にこのまま使ってよいのか」「あとで問題にならないか」という不安の声もあったりします。
この不安の声ですが、次のような問題が混在しています。
・AIが作成した契約書でも、普通の契約書と同じように効力があるのか
・AIが書いた内容を自分が細かく理解で…
2025.12.04
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AI開発・利活用に関する法務対応
AI開発・利活用に関する法務対応
AI開発、利活用に関する法務対応業務を弁護士に依頼すべき理由(メリット)
AI技術が加速的に進んでいる昨今において、AI開発及び利活用は今後のビジネスを遂行する上で必須のものになると予想されています。
一方、急激なAI技術の普及のため、法制度が追いついておらず、AIの開発及び利活用を巡る法務課題は、既存の法律の組み合わせ又は解釈論によって、その場しのぎ的に対処しているのが実情です。この結果、違法・適法の判断が難しく、グレーゾーンの中でAI開発及び利活用ビジネスを取り組まざるを得ないところがあります。
このような状況下で、少しでもリスクを減らそうとするの…
2025.08.04
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契約書のAIレビュー・チェックだけで万全!? 弁護士のリーガルチェックとの異同を解説
契約書のAIレビュー・チェックだけで万全!? 弁護士のリーガルチェックとの異同を解説
【ご相談内容】
当社のDX化の一環として、契約書の審査をAIに任せるサービスの導入を検討しています。
ただ、ネット記事などを見ていると、AIを用いた契約書審査は違法であるという記述や、AIが出力したレビュー内容に難があるといった記述など、ネガティブな内容を見かけます。
このようなネガティブな指摘は、どこまで考慮したほうが良いのでしょうか。
【回答】
契約書のAIレビュー・チェックの違法性については、法務省が見解を公表しており、現状ではこの見解に沿って、サービス提供者はAIレビュー・チェックサービス…
2025.01.23
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