-
利用規約における禁止事項の内容及び設定方法のポイントとは
利用規約における禁止事項の内容及び設定方法のポイントとは 【ご相談内容】 当社では、新たなプラットフォームを展開しようと計画しているのですが、人的リソースの関係もあり、極力ユーザとトラブルが発生しないような利用規約を作成したいと考えています。 どのような内容の利用規約を作成すればよいのか、教えてください。 【回答】 ユーザとのトラブルを100%回避することは、残念ながら難しいと言わざるを得ません。 しかし、ユーザに対し、サービス提供事業者として「××されては困る」ということを事前に明示しておけば、一般的なユーザは明示された事項に該当するようなことは行ってきません。また仮に行ってきた… 2022.12.19 続きを見る »
-
利用規約を事後的に変更する方法はある?変更手順や注意点を解説
利用規約を事後的に変更する方法はある?変更手順や注意点を解説 【ご相談内容】 当社は、オンラインゲームのアプリケーションを不特定多数のユーザに向けて提供しています。 昨今の社会情勢を考慮し、いわゆるカスタマーハラスメントに対しては断固たる対応を行うことを宣言するべく、利用規約において、新たにカスタマーハラスメント対策に関する条項を定めようと考えています。ただ、これまで利用規約の変更手続きを行ったことが無く、どうような点に注意しつつ手順を踏んでいけばよいのか分かりません。 利用規約の変更を行う場合の検討事項や手続きについて、教えてください。 【回答】 従来、利用規約は約款と呼ばれ、こ… 2022.12.12 続きを見る »
-
利用規約に対する有効な同意取得の方法とは?
利用規約に対する有効な同意取得の方法とは? 利用規約に対する同意取得は、ユーザに利用規約の内容を義務付けるために欠かせない手続きです。しかし、同意取得の方法や画面設計によっては、その効力が否定されるリスクも存在します。 本記事では、利用規約への有効な同意取得方法について、次の点を詳しく解説しています。 ・同意取得の9つのパターンの法的有効性 ・法的に有効とされやすい同意取得のベストプラクティス ・法的有効性とユーザ体験とのバランス 本記事を通じて、適切な同意取得方法を理解し、トラブルを未然に防ぐための知識を身につけてください。 1.利用規約とは 利用規約については法令上の定… 2022.10.03 続きを見る »
-
利用規約をコピペすることは違法?コピペによる法的リスクを弁護士が解説
利用規約をコピペすることは違法?コピペによる法的リスクを弁護士が解説 【ご相談内容】 当社が展開しているWEBサービスについてリニューアルを予定しています。 このリニューアルついでに利用規約の見直しを行おうと考えているのですが、同業他社の利用規約をコピペして対応しようと考えています。 やはりコピペすることは法律上問題となるのでしょうか。 【回答】 利用規約が著作物に該当する場合、法的には著作権侵害の問題が生じることになります。 ただ、後述する通り、利用規約の著作物該当性は限定的であるため、コピペしたから直ちに著作権侵害が成立するとまでシビアに考える必要はないと思われます。 その… 2022.09.12 続きを見る »
-
利用規約違反の対応方法とは?制裁に際してのポイントを弁護士が解説
利用規約違反の対応方法とは?制裁に際してのポイントを弁護士が解説 【ご相談内容】 当社は、スマートフォン向けのアプリケーション開発及び提供を行っています。 アプリケーションの利用者が増加するに伴い、本来予定されていない態様にてアプリケーションを利用するユーザや、当社のみならず他の利用者に迷惑をかけるユーザなどが出現し、頭を悩ましています。 このようなユーザに対処するべく、何らかの制裁処分を実行しようと考えているのですが、どのような点に注意すればよいでしょうか。 【回答】 ユーザに対して制裁処分を科す場合、何らかの根拠が必要となります。 アプリケーションの場合、その利用に関して利用… 2022.08.29 続きを見る »
-
利用規約の作成方法とは?法的観点から正しい作成方法と注意するポイントを弁護士が解説!
利用規約の作成方法とは?法的観点から正しい作成方法と注意するポイントを弁護士が解説! 【ご相談内容】 当社WEB上で新たなサービスを展開することになったため、利用規約の作成準備を進めています。作成に当たり、どのような点に注意すればよいでしょうか。 【回答】 利用規約とは、事業者がユーザに対してサービスを提供するに当たり、ユーザが当該サービスを利用するに際して遵守しなければならない事項を、事前に事業者が定めたルールのことをいいます。 法的な保護が及ぶルールになるという点では、契約書と同じ目的を持つものとなります。もっとも、利用規約の場合、定型性が高く当事者間の交渉による修正が予定されて… 2022.07.25 続きを見る »