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ソフトウェア・エスクロウとは何か? 活用場面とポイントを解説
ソフトウェア・エスクロウとは何か? 活用場面とポイントを解説 【ご相談内容】 某ベンチャー企業が制作したソフトウェアが秀逸であり、是非当社の業務に取り入れたいと考えています。 ただ、某ベンチャー企業の経営状態は芳しくなく、ある日突然倒産することも十分に想定されるため、取引を実行することに躊躇しています。 ソフトウェアを買取る(著作権譲渡を受ける)以外に、当社において取り得る対策は無いでしょうか。 【回答】 ソフトウェアを買取る(著作権譲渡を受ける)ことができれば、ライセンサの経営状態を考慮することなく、取引を進めることができるかもしれません。 しかし、買取りとなると相応の費用負担… 2023.08.07 続きを見る »
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プログラムは著作権法でどこまで保護されるのか。注意点とポイントを解説
プログラムは著作権法でどこまで保護されるのか。注意点とポイントを解説 プログラムやシステム開発の現場では、「著作権」の問題が隣り合わせです。 たとえば… ・自社が苦労して開発したプログラムを、他社に模倣されたかもしれない ・下請先から納品されたコードが、他社の著作物に酷似していると指摘された ・オープンソースを使って構築したが、利用条件に違反していないか不安 ・顧客(ユーザ)宛に「著作権侵害だ」と警告文書が届いた このような場面に直面したとき、感覚や業界常識だけで判断するのは極めて危険です。 著作権法が保護するプログラムの範囲は、思った以上に限定的であり、同時に「侵害」と認定さ… 2023.07.24 続きを見る »
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著作権に関する契約(利用許諾・ライセンス、譲渡、制作)のポイントについて解説
著作権に関する契約(利用許諾・ライセンス、譲渡、制作)のポイントについて解説 【ご相談内容】 当社は映像コンテンツ等の制作及び販売を行っている会社です。 これまでは特定の事業者との取引しかなかったのですが、新たな取引先を開拓しようと考えています。 そこで、取引先と締結することになる、コンテンツ(著作物)に関する契約書の整備を図ろうと考えているのですが、どのような点に注意して契約書を作成していけばよいのか教えてください。 【回答】 著作権に関する契約について、譲渡する場合は売買契約を、利用許諾(ライセンス)する場合は賃貸借契約を、制作する場合は請負契約をそれぞれ参照すればよいと考える… 2023.02.27 続きを見る »