-
不実証広告規制とは何か? その意味や対処法などを解説
不実証広告規制とは何か? その意味や対処法などを解説 【ご相談内容】 当社は、製造販売している消費者向け商品につき、積極的な宣伝広告活動を展開しており、訴求力を重視して一部広告にはやや誇張された内容があります。 ある日、消費者庁より文書が届き、広告表示に記載されている効果・性能に疑義があるとして、裏付け資料の提出を求められました。 今後どのように対応していけばよいのでしょうか。 【回答】 消費者庁より送付された文書は、おそらく不実証広告規制手続きを開始することを宣言した文書であると考えられます。 そうであれば、15日以内に、広告に記載された効果・性能につき合理的に根拠づける資料を… 2024.09.12 続きを見る »
-
景品表示法に定める有利誤認表示とは何か? 具体例や考え方について解説
景品表示法に定める有利誤認表示とは何か? 具体例や考え方について解説 【ご相談内容】 商品の販売に際し、過去の販売価格と比較して現在の方が安価である旨の広告を行っていたのですが、この広告表示につき、二重価格表示になるので違法ではないかという問い合わせを受けました。 そこで、インターネットで調べたところ、有利誤認表示が問題となることが分かったのですが、二重価格表示が当然に有利誤認表示に該当し違法となるのか正直判断が付きません。 そこで、有利誤認表示とは何か、その具体例や判断基準、違反しないための予防策などについて教えてください。 【回答】 まず、二重価格表示と有利誤認表示との関係です… 2023.06.05 続きを見る »
-
景品表示法に定める優良誤認表示とは何か? 具体例や考え方について解説
景品表示法に定める優良誤認表示とは何か? 具体例や考え方について解説 【ご相談内容】 同業他社が、景品表示法に定める優良誤認表示違反の疑義があるとして、消費者庁の調査を受けているという情報に接しました。当社としても他人事と思えませんので、これを機に景品表示法に関する見識を深めていきたいと考えています。 そこで、優良誤認表示とは何か、その具体例や判断基準、違反しないための予防策などについて教えてください。 【回答】 優良誤認表示については、景品表示法第5条第1号で定義されていますが、例えば、カシミヤ混用率が80%程度のセーターに「カシミヤ100%」と表示した場合とか、「この技術を用いた… 2023.05.22 続きを見る »
-
景品表示法違反となる「おとり広告」とは?そのポイントを解説
景品表示法違反となる「おとり広告」とは?そのポイントを解説 【ご相談内容】 当社はネット通販を主力事業としていますが、今後は実店舗販売も手掛ける方針であるところ、今般、駅前の人通りの多い立地に旗艦店を立ち上げることになりました。 そこで、多くの顧客に来店してもらい、ついで買いを促すべく、ネット通販では入手できないプレミアム品の販売を計画しています。ただ、このプレミアム品を購入できる対象者は、既にネット通販利用者(会員)のみとする予定です。 プレミアム商品が購入できることを強調したチラシ案を作成したところ、印刷会社より、「プレミアム品の購入条件や数量について記載せず、単に強調するだけの広… 2023.04.24 続きを見る »
-
景表法における課徴金制度とは?予防策から対処法までそのポイントを解説
景表法における課徴金制度とは?予防策から対処法までそのポイントを解説 【ご相談内容】 当社はメーカーより商品を仕入れ、消費者に販売する小売業です。 これまではメーカーより提供されるパンフレット等を参考に宣伝広告を行ってきたのですが、今般メーカーより、パンフレット記載内容に誤りがあったので至急修正するよう通知がありました。 商品の品質の根幹を揺るがしかねない修正内容であり、優良誤認表示と判断されるおそれもあることから、早急に対策を講じたいと考えています。課徴金納付命令は何としてでも避けたいのですが、何か対策はあるでしょうか。 【回答】 あまり頻繁に報道されることは無いのですが、消費者… 2023.04.17 続きを見る »