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ソフトウェア使用許諾(ライセンス)契約書作成のポイントについて解説
ソフトウェア使用許諾(ライセンス)契約書作成のポイントについて解説
ソフトウェアの開発や提供に携わる企業にとって、使用許諾(ライセンス)契約書の作成は、知的財産の保護や法的リスクの回避において極めて重要です。
本記事では、ソフトウェア使用許諾(ライセンス)契約書の基本的な構成や注意点、作成時のポイントについて、弁護士の視点から詳しく解説しています。
契約書の作成や見直しを検討している方にとって、実務に直結する有益な情報が得られる内容となっています。法的トラブルを未然に防ぎ、安心してビジネスを展開するためにも、ぜひご一読ください。
なお、本記事では契約書を作成することが多いサービス提供者…
2023.05.15
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Web制作(更新)、保守運用、広告運用代行に関連する契約書作成のポイントを解説
Web制作(更新)、保守運用、広告運用代行に関連する契約書作成のポイントを解説
【ご相談内容】
以前にWEBサイトを制作し公開しているのですが、制作後全く手をつけず放置していたところ、社長より、もっとWEBサイトを活用した施策を講じるべきであるとの指示が出ました。
そこで、WEBサイトを更新(刷新)することを前提に、様々な機能をWEB上に実装することに伴う保守業務、及びWEBサイトへの誘導を行うインターネット広告を実施することになりました。
これらの業務につき外部委託するところ、外注先より契約書のドラフト案が提示されました。契約内容につき、どのような点に注意すればよいのか教えてください…
2023.05.01
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契約書における合意管轄条項の意義とは
契約書における合意管轄条項の意義とは
【ご相談内容】
今般、取引先とトラブルになり、訴訟を提起するという方針が決まったことから、弁護士に依頼し対処しました。
ただ、契約書に定めている管轄裁判所がかなり遠方かつ交通の便が悪いところであったため、交通費・宿泊費や弁護士の日当等で想定外の費用負担となり、今後は合意管轄条項についても適切に検討しなければならないと考えているところです。
合意管轄条項を検討するに当たり、どのような点がポイントとなるのか教えてください。
【回答】
合意管轄条項は、契約書の最後のページに定められていることが多いようです(条項の順番としては最後か、最後から2番目辺り…
2023.04.03
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著作権に関する契約(利用許諾・ライセンス、譲渡、制作)のポイントについて解説
著作権に関する契約(利用許諾・ライセンス、譲渡、制作)のポイントについて解説
【ご相談内容】
当社は映像コンテンツ等の制作及び販売を行っている会社です。
これまでは特定の事業者との取引しかなかったのですが、新たな取引先を開拓しようと考えています。
そこで、取引先と締結することになる、コンテンツ(著作物)に関する契約書の整備を図ろうと考えているのですが、どのような点に注意して契約書を作成していけばよいのか教えてください。
【回答】
著作権に関する契約について、譲渡する場合は売買契約を、利用許諾(ライセンス)する場合は賃貸借契約を、制作する場合は請負契約をそれぞれ参照すればよいと考える…
2023.02.27
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契約書を作成するに際して押さえておきたいポイントとチェック事項を解説
契約書を作成するに際して押さえておきたいポイントとチェック事項を解説
【ご相談内容】
取引先と契約をする場合、当社は法務担当者がいないため、営業担当者が契約書を作成する必要があります。もっとも、営業担当者は法務知識に明るいとはいえず、自ら契約書を作成する能力を持ち合わせていないことから、インターネットで検索した契約書をコピペして用いているのが実情です。
先日、見様見真似で作成した契約書に不備があり、当社は甚大な被害を受けたことから、時間をかけてでも適切な契約書を作成しようという機運が社内で高まっています。
どのような点に注意して契約書の作成を行えばよいのか、教えてください。
【回答】…
2023.02.06
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契約書の電子化は有効?電子契約の利用価値や疑問について弁護士が解説
契約書の電子化は有効?電子契約の利用価値や疑問について弁護士が解説
【ご相談内容】
取引先より、「今後契約を締結する場合、電子契約にて行いたい」との申し入れがありました。メリットについて色々と説明を受けたものの、電子契約で本当に契約を締結したといえるのか、新たな費用負担が生じるのではないか等の不安があり、電子契約の導入に決心が付かない状態です。
電子契約を導入・運用するにあたっての法的注意点について教えてください。
【回答】
誤解が多いのですが、契約書に署名押印を行わない電子契約であっても、法的には有効な契約として取り扱われるのが原則です。
なぜなら、民法第522条第2項では、「契…
2023.01.30
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契約書の有効期間、自動更新や中途解約条項のポイントを弁護士が解説
契約書の有効期間、自動更新や中途解約条項のポイントを弁護士が解説
契約書を締結する際、「契約期間」についてどこまで意識していますか?
できる限り取引が続くように長期間の契約とする、しばらくは様子を見たいのでお試し的に短期の契約にしたい、といった観点で検討を行っているかもしれません。
もっとも、長期間の契約としたところで、「中途解約」されてしまっては目的を実現できません。一方、短期の契約であっても「自動更新」条項を設けていれば、事実上長期の契約を期待できる場合もあります。
このように、軽視されがちな「契約期間」条項は、実は事業の持続性、当事者間の信頼関係構築、取引の円滑化といった、ビジネ…
2023.01.23
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契約書の誤字や用語例の選択ミスによる法的リスクとは
契約書の誤字や用語例の選択ミスによる法的リスクとは
【ご相談内容】
取引開始に当たり、当社より契約書案を提示したところ、取引先より多数の誤字や条項ズレ等の指摘を受けました。
このようなミスを今後は防止するべく対策を協議しているところなのですが、契約書の作成や検証を行うに際し、どのようなミスに注意するべきなのかを教えてください。
【回答】
弁護士の立場で契約書の検証業務を行う場合、色々なミスを発見することが多いところ、ある程度パターン化しリスト化することで、多くのミスを防止できるのではないかと思われます。
そこで、以下の【解説】では、どのようなミスが多いのか、ミスが何故問題となり得る…
2023.01.10
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業務委託契約書における損害賠償条項に関する注意点とは
業務委託契約書における損害賠償条項に関する注意点とは
業務委託契約書に記載された「損害賠償条項」、その内容を本当に把握できていますか?
取引先から提示された契約書に対し、「細かい内容までは確認していない」、「他社も使っている雛形だから大丈夫だろう」と思っているかもしれません。しかし、この損害賠償条項ひとつで、万が一の際に数百万円、数千万円単位の責任を負うリスクがあります。
本記事では、実際に起こりうる業務委託契約上のトラブル事例を踏まえ、損害賠償条項の注意点を解説しています。
なお、契約内容の妥当性やリスクの所在は、実際の事業内容や交渉の状況によって大きく異なります。ひとつの文言の違い…
2022.12.05
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IT業界で業務委託契約書を作成する場合の注意点とは?
IT業界で業務委託契約書を作成する場合の注意点とは?
【ご相談内容】
新規で取引を開始するに当たり、先方より業務委託契約書の作成依頼を受けました。
当社でも一応雛形はあるのですが、雛形が想定している取引内容と今回の取引内容とでは相違があり、そのまま用いるわけにはいかないと考えています。
業務委託契約書を作成するに際して、どのような点に注意を払えばよいのでしょうか。
【回答】
現場実務で用いられる契約書の中でも、業務委託契約書は頻度の高い契約書の1つと言えます。
しかし、使用頻度が高いにもかかわらず、実は民法や商法には業務委託契約という用語例は出てきません。つまり、法律では定義づけ…
2022.11.21
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