システム開発、運用、保守関連法務
偽装請負に該当するとどうなる? 契約形態・運用・制裁・是正策を弁護士が徹底解説
1.はじめに 契約書に受託者が独立かつ裁量で業務遂行可能と定めていても、現場での運用が「指揮命令型」になっていれば、偽装請負に該当し、違法行為として処分を受けることになります。特にIT業界では、エンジニアの常駐や多重下請構造の中で、知らぬ間に偽装請負の状態に陥っている企業も少なくありません。 この記事では、偽装請負の定... 続きはこちら≫
IT取引の契約解消トラブル-無効・取消し・解除の実務対応
はじめに IT取引では、契約の「無効」「取消し」「解除」を巡るトラブルが、取引の大小を問わず日常的に発生しています。 契約書にサインを交わした後でも、契約が有効でなくなる場合や、契約関係を途中で打ち切らざるを得ない場面は決して珍しくありません。 本記事では、IT業界で典型的に問題となるWEB制作、システム... 続きはこちら≫
アプリ事業者必見!スマホソフトウェア競争促進法で変わるスマホ市場の競争環境
【ご相談内容】 スマホソフトウェア競争促進法が成立し、スマホ市場が大きく変更するというニュースを見ました。 アプリ事業者が押さえておくべき法律内容のポイントと、法律の施行によりどのようなメリットが生じるのかについて教えてください。 【回答】 スマホソフトウェア競争促進法は、Apple社やGo... 続きはこちら≫
システム開発取引でトラブル発生! 戦うための法的手続きと選択基準をアドバイス
【ご相談内容】 当社はシステム開発を受託し、制作した上で納品したのですが、ユーザより不具合があるとしてクレームを受けています。 そして、不具合が解消されない限り、開発費の支払いは行わないと言われています。 当社としては、ユーザが指摘する内容は不具合に該当しないと考えていますが、見解の相違が大きく一筋縄では解決できそうに... 続きはこちら≫
システム開発取引に伴い発生する権利は誰に帰属するのか
【ご相談内容】 システム開発に関するコンペを経て、ユーザより前向きな意向が示されたことから、取引条件に関する交渉を行っています。 しかし、著作権等の権利帰属について交渉が難航しています。 そもそも、システム開発により発生する権利について、誰に帰属するのが原則となるのでしょうか。また、権利帰属の交渉を行うに当たり、どのよ... 続きはこちら≫
システム開発の遅延に伴う責任はどのように決まるのか?IT業界に精通した弁護士が解説
【ご相談内容】 当社は取引先よりシステム開発を受託し、制作を進めています。ただ、取引先の要望が大きく変化し、これに応じた作業工程の見直しが発生したことから、当初想定していた稼働目標日までに完成させることができないという事態に陥りました。 これに対し、取引先が当社に対して、「履行遅滞による責任を取れ!」と言ってきているの... 続きはこちら≫
WEB制作・システム開発において、追加報酬請求が認められるための条件
【ご相談内容】 委託者からの依頼に基づき、WEBシステム開発を手掛けているのですが、委託者からの変更依頼が多く、想定していた工数を大幅に超過している状況です。 当社としては、追加報酬請求を行いたいのですが、認められるのでしょうか。 【回答】 WEB制作やシステム開発に関する契約は、一般的には... 続きはこちら≫
IT企業特有の民事訴訟類型と知っておきたい訴訟対応上の知識
【ご相談内容】 当社は、これまでトラブルがあっても、粘り強く話合うことで解決を図ってきました。しかし、先日どうしても話合いができず、訴訟に頼るしかないという案件が発生しました。 初めて民事訴訟を行うのですが、どういった点に注意をすればよいのでしょうか。 【回答】 民事訴訟を自ら行う場合はもちろん、弁護士を... 続きはこちら≫
SES契約を検討する上でのポイントをSES事業者の視点で解説
【ご相談内容】 当社は、クライアントからの依頼に基づき、その要望に見合ったエンジニアを選定した上で、当該エンジニアをクライアント事業所に常駐させ、必要な作業を行うサービスを提供しています。 今般、新たなクライアント候補との契約交渉を行っているのですが、先方よりSES契約書案の提示がありました。 どういった点に注意すれば... 続きはこちら≫
システム保守契約・運用契約書作成に際し、特に意識したい条項について解説
システム保守契約書及びシステム運用契約書は、システムが稼働することで成り立っている業務の継続性や、万一システムに不具合が発生した場合の復旧対応に直結する、非常に重要な法的枠組みです。しかしながら、その内容には専門的な検討が求められるポイントが多く、ひな形の流用だけでは不十分なケースも少なくありません。 以... 続きはこちら≫