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<会社取引と金融①>社長の退任と連帯保証契約の関係は?

 

私はA社の代表取締役であり、A社の連帯保証人になっています。この度、A社を退任することになったのですが、銀行借入に関する連帯保証契約はどうなるのでしょうか?

 

 

 

ポイント

 役員退任と連帯保証契約の終了とは、当然にはリンクしません。
 
 

会話で学ぶ解説

社長(以下「社」):私も年を取ったし、そろそろ引退しようと思うんだ。
 
弁護士(以下「弁」):そうですか、お疲れ様でした。ところで、後任は決まっているんですか?
 
社:娘婿の○○君に任せようと思っている。
 
弁:分かりました。ところで社長、取引先への挨拶はもちろんですが、銀行等への説明は行いましたか。
 
社:これから行くところだけど、何か問題あるのかな。
 
弁:A社は銀行借入を行っており、社長が連帯保証人になっていますよね。連帯保証人の責任を銀行が外してくれるのかなぁ…と少し気になりまして。
 
社:え!? 社長を退任するんだから、連帯保証人からは当然に外れるんじゃないの?
 
弁:いや、法律上はそう言うわけではないんですよ。残念ながら法律には、「代表取締役を退任したら、連帯保証契約は終了する」とは一言も書いていないんです。
 
社:うそ…嘘だろ!!!
 
弁:まぁ、そう焦らずに。一般的な取引実情からすれば、事業承継に伴う退任であること、今後のA社の代表権は○○さんが持つことを銀行に説明すれば、基本的には連帯保証から外す方向で動いてくれますよ。
 
社:そうか、それは良かった。だったら、早速、取引銀行に挨拶がてら相談に行ってくるよ。

 
<後日>
弁:社長、銀行どうでした?
 
社:いや、それがだね、後継者はまだ若すぎて経営手腕が未知数であること、資産もあまり無いから、私を連帯保証人から外すことを渋っているんだ。
 
弁:そうですか…それは困りましたね。
 
社:何とか連帯保証から外すことができないかな。
 
弁:絶対に大丈夫!とまでは言えませんが、いわゆる包括根保証」と呼ばれる、保証期間や保証債務が定められていないパターンの保証契約の場合、保証人の責任の範囲を制限しようとする裁判例が多く見受けられます。例えば、代表取締役退任後に発生した債務について、連帯保証人が当然に責任を負うわけではないとした裁判例もあります。
 
社:なるほど。たとえ銀行が連帯保証人から外してくれなくても、連帯保証人が全責任を負わなければならないとされている訳ではない、ということだな。
 
弁:そうです。ただ、全てが全て救済されているわけではなく、ケースバイケースと言うのが実情ですので、「絶対に問題ありません!」とまで言えないところにリスクが残ります。
 また、間違えてはいけないのが、退任前に発生した債務については、これはどう頑張っても連帯保証人としての責任を負わなければなりません
 
社:つまり、社長退任後に、A社が新たに借り入れた場合、責任を負うか否か、そこがポイントになるわけだな。
 
弁:その通りです。
おそらく銀行も頑なに社長の連帯保証を外すことを拒絶しているわけではなく、後継者の能力を見極めるための一定期間は、社長の連帯保証でカバーしたいというのが本音だと思います。なので、どこかに妥協点はあるはずです。
もしよろしければ、次回の銀行との交渉の際、弁護士も立ち会うことをお伝え頂き、私も含めた協議の場を設けてもらえませんか。
 
社:交渉に立ち会ってくれるのか。そりゃありがたい。早速連絡するよ。


 

 

※上記記載事項はあくまでも当職の個人的見解に過ぎず、内容の保証までは致しかねますのでご注意下さい。

 

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