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フランチャイズ契約における加盟金が返還される場合はあるか?

質問

 フランチャイズ契約を締結し、店舗運営を行いましたが、思ったような売上にならず、本部と協議し、フランチャイズ契約を解約することにしました。
 この場合、加盟金は返還してもらえないのでしょうか。
 
 

回答

 フランチャイズ契約に加盟金不返還特約条項があること、及び本部側の対応に何ら問題がない、あるいは問題があるにしても違法とまでは言えないという前提であれば、加盟金を返還してもらうことは難しいと言わざるを得ません。

 

 

 もっとも裁判例の中には、上記ご質問の事情とは異なりますが、例えば、

① 本部側の一方的事情で事業を中止した結果、加盟者の営業継続が困難となりフランチャイズ契約が終了するに至った事例
 
② 加盟直後で開業前の初期研修が行われていない段階でフランチャイズ契約の中途解約がなされた事例

などでは、加盟金の返還が認められています(但し、②については一部返還が認められたのみです)。

 


 

 また、別の記事に譲りますが、いわゆる説明義務違反(典型的には売上予測に関する説明)の場合や、そもそもフランチャイズチェーン本部としての実態を有していなかった事例(詐欺に該当するような事例)では、加盟金相当額の損害賠償請求が認められている裁判例もあります。
 

 従って、解約するに至った背景事情、及び解約の決定的原因が本部側の責任であるという場合には、加盟金返還(加盟金相当額の損害賠償)が認められる余地があります

 



 

※上記記載事項はあくまでも当職の個人的見解に過ぎず、内容の保証までは致しかねますのでご注意下さい。

フランチャイズのその他の記事はこちら

◆フランチャイズの概要 ◆フランチャイズ契約 ◆フランチャイズトラブル

 

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